牛黄(ごおう)
薬食同源

牛黄は、牛の胆のうにできた結石、つまり胆石です。
「日本薬局方」にも収載されている生薬です。
食材として用いることはまずないので、「薬食同源」と言ってよいのか迷いますが。
生薬のお話としてご紹介します。
少し話がそれますが、「生薬」と聞くと、草や木、種など植物由来というイメージを持たれる方もありますが。
植物だけでなく、鉱物、動物に由来するものも多くあります。
牛黄には、停滞して流れにくくなった物を他に押し流す作用があり、体の中にこもった熱を取り除く。
気血のつまりを取り除き、流れを良くするといわれています。
「神農本草経(しんのうほうんぞうきょう)」を紐解くと、
牛黄は急に何かに驚いてひっくり返る「驚癇(きょうかん)」
悪寒と発熱を伴う「寒熱(かんねつ)」
異常な発熱のために狂ったようになり、けいれんを起こす
という病に効く
また、邪気を取り除き、鬼気を追い払う作用がある
と書いてあります。
命に係わるような重篤な状態の時に用いていたのではないかと想像します。
それだけ、貴重な生薬だったのでしょう。
現代では、動悸による不安感の鎮静、疲労回復、滋養強壮を目的に色々な製品に配合されています。
特に、栄養ドリンクに多いですね。
今年の夏は大変暑いので、疲労回復にと牛黄製剤を手にされる方も多いのではないでしょうか?
そんな時に、牛黄にまつわる駄文を思い出していただければ幸いです。
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