お屠蘇
薬食同源
お屠蘇(とそ)とは、中国の三国時代(200年頃)の名医、華陀(かだ)が作り出したもので、数十種の薬草を酒に浸した薬酒のことを云います。日本では嵯峨天皇の弘仁2年(811年)に宮中の儀式として用いられたのが始まりと言われています。
屠蘇の名前は邪気(よこしまな気、今日ではウィルスなど)を屠り(ほふり)、正気(免疫力、抵抗力)を蘇らせるところから付けられました。
山椒、陳皮(蜜柑の皮)桂皮(肉桂の皮)山帰来(さるといばらの根)白朮(おけらの根茎)浜防風(はまぼうふうの根)桔梗の根などの薬草を清酒または味醂に一晩浸けておきます。お子さんやお酒が苦手な方は、煮切った味醂を使うと良いですよ。
これを、元日から三が日の間にいただくと、病を得ることなく、長生きできるといわれています。
我が家では、お節料理をいただく前に一番若い人が年長者から盃をもらい、順に、新年のお祝いと長寿を祈念して飲んでいました。
また、醤油やワインに浸したり、お肉の煮物に調味料と一緒に入れると独特の香りと風味が増して味を引き立たせる効果があるそうです。
よい香りがするので、匂い袋としてポーチに入れている方もいらっしゃいます。色々な使い方がありますね。
市販の物は、メーカーによって含まれる生薬が異なり、味も様々です。比べてみるのも面白そうですね。当店では、期間限定で、屠蘇散(大晃生薬)を取り扱っております。ぜひお求めください。
また、12月の薬草に親しむ会では、天秤ばかりで薬草を測り、薬研で刻んで、お屠蘇を作りました。
薬草のよい香りに包まれながら、古くからある道具を使い、参加者同士のお話も弾んでいました。
なにかと気ぜわしい12月ですが、ゆったりとした時間を楽しんでいただけたのではないかと思います。

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