-
せきの話
マイコプラズマ肺炎が流行っているというニュースをみました。発熱、倦怠感、頭痛、せきなどの症状がみられ、せきは熱が下がった後も長期にわたって続くのが特徴だそうです。 せきが長引くのは辛いですね。漢方には、せきをあらわす言葉として 咳(... -
肺の弱り
秋に影響を受けやすい五臓は「肺(はい)」です。「肺」は、外気から清気を吸い、体の中の濁気を外に出します。外気。食事から得た水穀の気。生まれたときから備わっている先天の気。この3つの気は、肺に蓄えられ、宗気となり、 呼吸の原動力や全... -
秋の過ごし方
もうすぐ秋の彼岸ですね。「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、今年はどうでしょうか?お彼岸が過ぎるのを楽しみに待ちたいと思います。相変わらず、気温の高い日が続いていますが、夜になれば虫の声が聞こえてきて、ススキや萩など秋の花もちらほ... -
牛黄(ごおう)
牛黄は、牛の胆のうにできた結石、つまり胆石です。「日本薬局方」にも収載されている生薬です。 食材として用いることはまずないので、「薬食同源」と言ってよいのか迷いますが。生薬のお話としてご紹介します。 少し話がそれますが、「生薬」と聞... -
心(しん)の弱り
夜、草むらから涼やかな虫の音が聞こえ始めました。暦の上では、もう秋です。 とはいえ、昼間はまだまだ暑いですね。前回に引き続き、夏のお話です。夏に影響を受けやすい五臓は「心」(しん)です。「心」は、「血」を全身に巡らせる。感情、感覚、思... -
夏の過ごし方
暦の上では、夏は、5、6、7月の3か月です。今年は7月19日~8月6日が夏の土用。8月7日立秋から秋になります。 ですが、それはあくまでも暦の上のお話。今年は、10月まで、平年より気温が高くなるらしいですね。というわけで、先人に学ぶ、... -
ハトムギ
今日は、夏至ですね。夏至に食べると良い物は、地域によってずいぶん違うとか。 私の母は、季節行事などを大切にし、欠かさず行ってくれましたが、夏至は特になにもしませんでした。子どものころ、理由を聞いたら「夏至に、何かするという言い伝えは... -
皇帝と黄帝
抜けるような青空に映える薄紫の花。「皇帝ダリア」が見頃です。一年で草丈が5~6mにも伸び、大きな美しい花を咲かせます。「皇帝」の名にふさわしい雄大な姿です。 漢方薬で、「こうてい」といえば、「黄帝」中国伝説の医術の祖の一人です。黄帝... -
汗のはなし
夏場は汗をかくことが多くなります。体温を調節するためにも汗をかくことは重要です。しかし、多すぎる汗や暑くないのに出る汗は、体調不良のサインです。 お客さんとお話しするとき、食欲・お通じ・睡眠・冷えや火照りと一緒に必ず汗についても伺う... -
東洋医学の今
先日のNHKスペシャル「東洋医学を“科学”する~鍼灸(しんきゅう)漢方薬の新たな世界」ご覧になられた方もいらっしゃると思います。東洋医学のメカニズムの科学的な解明が進み、鍼灸や漢方薬の効果が科学的にも説明されるようになってきました。西洋...